3分でわかる『池上彰の宗教が見えれば世界が見える』の要約

⏰この記事は3分で読めます

 

今回紹介するのはこの本です

池上彰の宗教が見えれば世界が見える

 

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一言要約

宗教を読み解くことで世界情勢がわかる。各宗教の専門家と池上彰の対話形式で語られる宗教の入門書。

 

本の紹介

わかりやすい解説で人気のフリージャーナリスト・池上彰の著書です

仏教、ユダヤ教、キリスト教からイスラム教まで。無宗教だけど信心深い日本人は宗教とどう向き合うべきか。

30万部突破した宗教へのやさしい入門書です。

 

この本から分かること

「日本人は本当に無宗教なの?」「それぞれの宗教の違いって何?」

こんな疑問を持つ方にオススメの一冊です。宗教の歴史や、目指すもの、これからの展望を対話形式で優しくまとめてあります。教養として軽く宗教を知っておきたいような方におすすめです!

 

3つのポイント

本書の要点は3つです。

①宗教は何を信じるのか

②宗教の目指す所

③日本人は自然に宗教が根付いている

本記事では、キリスト教イスラム教ヒンドゥー教仏教神道の5つを比較してまとめていきます!

 

 

①宗教は何を信じるのか

それぞれの宗教はなんの神を信じているのでしょうか?キーワードは一神教と多神教です。

 

 

  • キリスト教

キリスト教は一神教であり、唯一神を信仰しています。唯一神はこの世界を6日で創造したと言われ、イエスはその神の子として生まれました。キリスト教徒は天地創造の神話が記載された旧約聖書と、イエスの生涯を記載した新約聖書の2つを信じています。

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  • イスラム教

イスラム教も一神教であり、キリスト教と同じ神を信じています。イスラム教徒は唯一神のことをアッラーと呼び、アッラーの教えであるコーランを読みます。コーランにはムハンマドが聞いたとされる天使の言葉が記載され、イスラム教徒はこれを読んで従います。

 

 

  • ヒンドゥー教

ヒンドゥー教は多神教であり、ヴィシュヌ神やシヴァ神を信仰します。前身であるバラモン教に土着の文化が融合してできたのがヒンドゥー教であり、バラモン教の聖典や、カースト制度などの文化を引き継いでいます。

 

 

  • 仏教

仏教はインドの釈迦を開祖とする宗教です。ブッダの説いた教え自体を信じ、自然の法則に気づくことや、苦から逃れるすべを知ることが仏教だとされています。  

 

 

  • 神道

神道も多神教であり、先祖の霊から自然といったあらゆるものの神様を信仰します。その多さから八百万の神と言われることもあり、経典としては古事記や日本書紀、万葉集と言った物をあげています。

 

 

②宗教の目指すところ
  • キリスト教

キリスト教では、唯一神は天地を作った存在であるとともに世界を破滅させる存在だと言われています。世界の終焉後には最後の審判があるとされ、生前の行いを元に天国か地獄か振り分けられます。キリスト教徒は最後の審判を待つことを至福とし、心の安寧を得ています。

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  • イスラム教

イスラム教も最後の審判があります。ただしイスラム教の場合は、改宗しない限り最後には許されて必ず天国に行くとされています。イスラム国のテロであったように、ジハード(聖戦)で死んだものも天国に行くとされています。

 

 

  • ヒンドゥー教

ヒンドゥー教は輪廻からの解脱を目指します。一神教のキリスト教などにおいては世界は作られてから破滅へと向かうとされていますが、ヒンドゥー教においては終わりがなく生と死を繰り返すものだとされています。人々は苦しみの原因である輪廻から脱出し、二度と生まれ変わらないことを目指します。

 

 

  • 仏教

仏教もヒンドゥー教と同じく輪廻からの解脱を目指します。仏教徒は悟りを開く事で極楽浄土(輪廻を抜けた先の世界)にいけます。また厳しい修行をすることで死後に良い世界に生まれ変われるとし、生前に悟りを開けなくても浄土に生まれ変わることができれば成仏できるとされています。

 

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  • 神道

神道は死後は好きなところに行けるとされています。高天原や黄泉の国など様々な説があります。悪人だったとしても死後にペナルティがないなど、寛容な世界観を持っています。

 

 

③日本人は自然に宗教が根付いている

日本人は無宗教と言われますが、独自の宗教観を持つとされています。一神教のような強烈なものは信じないが、超自然的なものを信じ広く神仏を信仰します。

 

また専門家によると「日本人は無意識に宗教が根付いている」といいます。お宮参り、七五三などの神道文化や、教会での結婚式(キリスト教)、お葬式(仏教)など様々な文化の棲み分けが起こっていますよね。日本人ならではの寛容な宗教観であり、他人の宗教に敬意を払える文化と考えられそうです。

 

一言まとめ

日本人は無宗教ではない。

 

感想

日常の中に自然に宗教が根付いているのは驚きでした。無宗教でないことが分かっただけでなく、それぞれの違いを知り、日本人がどういう宗教観をもつかくらい言えるようになれたと思います。とてもわかり易い宗教の入門書でした。

 

本日の書籍情報

【書籍名】池上彰の宗教が分かれば世界が見える
【著者名】池上彰
【出版社】文藝春秋 
【出版日】2011/7/20
【頁 数】269ページ

 


 

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