3分で分かる『教養力 心を支え、背骨になる力』の要約

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今回紹介するのはこの本です

 教養力 心を支え、背骨になる力

 


 

 

一言要約

教養は心と体を強くし、人生を豊かにする。知らないと恥ずかしい教養の身につけ方を紹介しています。

 

本の紹介

著者は明治大学 文学部教授の齋藤孝。著書にはベストセラー『声に出して読みたい日本語』(草思社)『現代語訳 論語』(ちくま新書)『読書力』『古典力』(岩波新書)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)など多数。

わかり易い文章で教養を身につける楽しみを教えてくれる一冊。

 

この本から分かること

「そんな事も知らないのか、と言われた…」「音楽や映画の話についていけない…」

こんな悩みを抱える方もいるのではないでしょうか?自分ひとりだけ話についていけなかったり、教養の無さを指摘されたりすると恥ずかしいですよね。本書では様々な文学、教養に精通した著者・齋藤孝が、教養を得る喜びや教養を身につけるテクニックを教えてくれます。

多くのことを知って成長したい学生の方から、教養を身に着けたい社会人の方まで必見です!

 

3つのポイント

本書の要点は3つです。

①教養力とは『引用力』である

②イチから教養を身につける方法

③日本の文化の質が落ちている

それでは紹介していきます!

 
①教養力とは『引用力』である

皆さん、ニュースは見ていますか?ビジネスマンなら毎日見ている方も多いでしょう。しかし著者によるとあれは教養ではないそうです。本当の教養とはなにか紹介していきます。

  • 教養と情報は違う

情報とはニュースや試験勉強のように『チェック』するものです。対して教養とは自分で吸収し、血肉となったもののことを言います。例えば文学(先人の知恵)や宗教などでしょう。教養として身につけたものはいつでも引用できるくらい覚えているとともに、自分の心の奥底で変わらずに残り続けます。

  • 身体で真似る

頭で覚えた教養ももちろん教養ですが、身体を通して覚えたものも教養と言えます。身体文化の例としては座禅や素読をすることで身体に習慣がつくことも教養です。また、弓道や剣道といった「身体のワザ」を身につけることも教養です。ワザとは「反復練習で身についたいつでも引用可能な動き」のことです。

  • 心を支える教養

精神の教養と身体の教養は、どちらか一方でも心の拠り所となりますが、特に精神と身体を一致させることで強靭な精神力が生まれるのです。

著者によると、かつての日本の寺子屋では、子どもたちは知的好奇心を持って文学を学び、剣術、禅、素読といったもので身体のワザを身に着けたことで強い精神力を身に着けたといいます。私達も頭でっかちにならないよう、身体のワザも身につけたいですね。

 

 

②イチから教養を身につける方法

教養とは身につけなさいと言われて身につくものではありません。自己形成に寄与する素晴らしいものだから身につけたいというのが教養なのです。しかし、難しい分野や身につけ方のわからない教養があるのも事実です。そのためのテクニックを2つを紹介します。

  • 案内役を見つける

難しい教養に対しては、評論や解説を読みながら身につけましょう。多くのものは楽しみ方を分かるまでにある程度の知識が必要なのです。美術の素人がゴッホの作品を見ても楽しみ方が分からなかったり、音楽の素人がベートーヴェンの曲を聞いても凄さが分からなかったりしますよね。そういうときは評論などで「どこがすごいのか」「どうやって楽しむのか」など、少し事情を学ぶと良いです。少し説明されるだけでも、楽しみ方は大きく変わって見えます。

  • すごい、と言ってみる

私達は受験勉強などのなごりで、学んだことを暗記として取り込んでしまいがちです。しかしそれでは学びへの感動がなく、教養として頭には残りません。そこで、学んだことに「すごい」と言ってみると良いです。

例えば運動方程式だって、どうしてこうなるのか知れば「すごい」と感動するはずです。今まではテスト勉強として使い方を「暗記」していたものでも「すごい、すごいよ運動方程式」ということで、学びへの感動や教養を身につける楽しみが生まれるのです。これが分かると、積極的に学ぶ姿勢もできるため、学べるものも大きくなっていきます。

 

 

③日本の文化の質が落ちている
  • 「知らなきゃ恥ずかしい」が消えかかっている

かつての教養とは、「知らなきゃ恥ずかしい」というものでした。しかし近年では「みんなで知らなきゃ怖くない」という空気が広まってしまいました。これは、インターネットの登場により情報があふれ、どれが大切なものなのかの判断が難しくなったためです。そのため、難しい教養に手を出す人が消え、簡単なサブカルなどの文化が流行るのです。

  • 古今東西の「今」しかない

今の日本は「今の自国の文化」しか知らなすぎます。教養を身につける人が減ったことから、先人の知恵を持つ人も減り、グローバル化に遅れているため西洋も東洋も詳しく知りません。過去や海外にすごい文化があるのに、日本国内のもので満足してしまうというのは大変危険です。

  • 教養で深い人間に

教養がないと何がいけないのか。それは、心のよりどころがないため精神力が弱くなったり、文化の質が低下することです。教養のある人が増えない限り、優れた文化ができるわけ無いですもんね。教養とは、学んで楽しいのはもちろん、日本の文化形成にも必要です。

 

一言まとめ

薄っぺらい人間では、信頼されない。教養を身に着け、深みのある人間になろう。

 

感想

私も父親からよく「それを知らないのは恥ずかしいよ」とよく指摘されました。しかし最近はそのような文化が消えかかっているのも感じます。グローバル化していく中で、日本文化や宗教、世界の文学などを知らないのはきっと恥ずかしいことなので、これから教養を身に着けていきたいです。

 

本日の書籍情報

【書籍名】教養力 心を支え、背骨になる力
【著者名】齋藤孝
【出版社】さくら舎
【出版日】2014/4/9
【頁 数】184ページ

 


 

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