3分で分かる『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』の要約

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今回紹介するのはこの本です

 『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法

 

 

一言要約

幸せになるためには、不幸せになる出来事を回避すれば良い。そのために人間が陥りやすい52の失敗の法則を学ぼう。

 

本の紹介

認知心理学や社会心理学をはじめとした過去30年間の学術研究にもとづき、スイスのベストセラー作家が「思考の誤り」についてまとめた本。

著者のロルフ・ドベリはドイツ、スイスなどの主要紙や、ビジネス・経済誌を中心にコラムを多数執筆。著書は40以上の言語で翻訳出版され、著者累計売上部数は250万部超え。

「令和元年に売れたビジネス書ランキング(honto調べ)」第1位に輝いた
『Think clearly』著者による、待望の最新刊。

 

この本から分かること

「幸せになるにはどうしたらいいの?」

ビジネス本や教養をいくら身につけても、結局なにが大事か分からず困っている人もいると思います。この本は他の本と全く逆の見方をしていて、「幸せになるために、不幸せを避ける」方法を紹介しています。つまりよくやるミスを学ぶことで幸せになろう、ということですね。

知っているだけで簡単に避けられる「思考の誤り」に興味がある方、必見です!

 

 

4つのポイント

52この思考の誤りの中から、ブログ筆者が選んだ『今すぐ活かせる』ものを4つ紹介します。

①NIH症候群

②瀉血(しゃけつ)効果

③スリーパー効果

④ハンマーを持った男の心理傾向

面白いネーミングのものが多いですね。それでは紹介していきます!

 

 

 

①NIH症候群

自分で出したアイデアには愛着がわき、正常な判断ができなくなることです。逆に自分の知らないところで作られたアイデアにはネガティブなイメージをもってしまいます。
例えば、素晴らしい外部からの提案が却下され、社内のアイデアが優先されることがあります。他にも自分で考えた案ほど、固執してしまうこととかありますよね。これはNIH症候群により、判断が不合理になっているからです。


そのため、自分たちが関与したアイデアほど冷静に距離を置いて判断できるとよいでしょう。第三者に評価してもらうのも効果的です。きっとあなたのアイデアは思っているほど優れていないはずです。

 

 

②瀉血(しゃけつ)効果

説が間違っていると分かってもなかなか放棄されないことです。これは、19世紀まで使われていた瀉血という医療法が由来です。当時、人の怪我や病気は体内の体液バランスが崩れるから起こると考えられていたため、怪我人はヒルを用いて血を吸いだすことで治療していました。もちろん何の効果もないですが。問題は無意味だと分かっていてもこの治療法が使われ続けたことです。人は、説が間違っていると分かっただけでは放棄せず、新しい優れた説が登場することで初めて説を放棄します。


このことは私たちの生活でも多くあります。なぜなら、新しく優れた説(代替案)というのはまだ見つかっていない場合がほとんどだからです。よくわからない伝統がいつまでも残っているのはそういうことです。なのでもしある説が間違いだと気づいたら、早めに放棄するようにしましょう。新しい説を待っていたら数百年たってしまうかもしれませんよ。

 

 

③スリーパー効果

スリーパー(敵国で一般市民として生活し、戦争がはじまると活動を開始する工作員)が語源です。
情報の説得力が時間と共に上がっていく効果のことを指しています。実際にあった話なのですが、戦争中、大勢のアメリカ人がプロパガンダ映画を見ました。プロパガンダ映画だとわかっているため、見終わった直後には何の変化もありません。しかし、数か月後になると愛国心がわき、多くの人が兵士になることに抵抗を覚えなくなります。


これはなぜかというと、人は情報より、情報源の方を早く忘れてしまうからです。映画を見終わった直後は情報源を覚えているため、情報への信頼はありませんが、数か月後にはその情報をどこで知ったものなのか忘れてしまうので、情報の信頼度はどんどん上げっていきます。結果として、愛国心が生まれるらしいです。

 

私たちがこの法則を生かすとすれば、聞いてもない助言や広告からは避けるべきでしょう。全く信用できないYoutubeの広告でも数か月したら情報源を忘れて買いたくなってしまうかもしれません。すぐにスキップしてしまいましょう。

 

 

④ハンマーを持った男の心理傾向

誰しもが自分の得意分野に偏った見方をする、ということです。例えば「ある男が会社を設立したが、倒産し、鬱になって自殺した」という情報があったとします。これを聞いたマーケティングの専門家は商品の戦略が悪かったかもと推測します。金融の専門家は融資の問題が悪かったかもと推測します。ジャーナリストは格好のネタだとみなすかもしれないです。


このように専門が異なれば見方は無意識に得意分野に偏ります。そして、このことが時に不合理な考え方を引き起こす可能性があります。教師は恋人に対しても、しかりつけるように接するかもです。仕事でエクセルを使う人は出会い系でマッチした人をスプレッドシートで評価するかもです。甚だ不合理ですが。


これを避けるため、自分の専門は複数用意するといいでしょう。全く異なった見方を数種類身に着ければ、まだましな見方ができるはずです

 

一言まとめ

人の不合理な心理傾向を学んで失敗を避けることが成功への第一歩

 

感想

誰もが経験してそうな状況が題材なので、親近感を持った人も多そうですね。
心理法則を紹介しているのですが、小学生でも読めるくらい簡単で、すらすらとよむことができました。他にも面白い法則がたくさん紹介されているので、気になった方は読んでみてください。

本日の書籍情報

【書籍名】Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法
【著者名】ロルフ・ドベリ
【出版社】サンマーク出版
【出版日】2020/1/22
【頁 数】318ページ

 

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