3分で分かる『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』の紹介

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今回紹介する本はこちらです

『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』

 

 

一言要約

普通の人がオリジナリティ(独創性)を磨くためにはどうしたらいいか」について様々なヒントが紹介されています。

 

本の紹介

組織心理学者のグラント・アダムが2016年に書いた本です。世界で最も重要なビジネス思想家50人(THINKER 50)にも選ばれたことのある人です。

 

この本から分かること

「独創性を磨くにはどうしたらいいんだろう」「人と違うことをして成功する方法がわからない」

多様性が求められる現代において、自分の個性(独創性)に自信が持てない人も多いのではないでしょうか? 本書では独創性のある成功者に共通する考え方や、背景を心理学的に分析して紹介しています。

成功者に対する「イメージと実際の違い」に驚かされること間違いなしです。

尖った自分になりたい人、独創的なアイデアをうまく周りに伝えられるようになりたい人、必見です!

 

4つのポイント

この本の要点は4つです

①成功者の「リスクの考え方」

②独創的なアイデアの「生み出し方」

③成功を左右する「タイミング」

④成功への近道「周りを巻き込む力」

 

 

①成功者の「リスクの考え方」

2つのポイントがあります

  • 本当のリスクとは

皆さんは起業家や成功者にどのようなイメージがあるでしょうか。リスクを恐れない挑戦心?目的のために全てをなげうつ強い信念?実はこれは私達の勘違いです

真の成功者は、私達と同じくリスクに怯えるただの人間です。実際に、成功した会社の創業者は一般人と比べてかなりリスク回避型な傾向にあります。

  • リスクはバランス

ある研究では『ある特定の分野で危険な挑戦をする人は、他の分野では慎重に行動し、全体のリスクレベルを弱める傾向にある(リスクの全体のバランスを取る)』ということがわかっています。例えば、起業する際に本業を続けた人は、本業をやめた人より33%倒産の割合が低かったそうです。 ナイキやグーグルの創業者も本業を続けています。これは、安定した領域を持つことで、別の分野でオリジナリティを発揮する余裕が生まれるからです。

このことから言えることは、成功者はリスクを好んでいるのではない。むしろリスク軽減に人一倍過敏な傾向があるということです。無謀な挑戦を繰り返すだけでは失敗してしまいます。全体のリスクを意識して挑戦すべきか考えましょう。

 

②独創的なアイデアの「生み出し方」

2つのポイントがあります

  • 傑作を作るには「たくさん作れ」

質より量、量より質。様々な議論がありますが、独創的なアイデアつくり、に関しては量が大事です。優れた芸術家や音楽家を調査したところ、最も評判の良い傑作を作り出した時期は、最も数を作っていた時期とほぼ一致することがわかっています。

  • アイデアのフィードバックは同業他社に

自分で思いついたアイデアは自分で性格に判断できません。これをNIH症候群といいます。では誰にアイデアを評価してもらえばいいのか。それは同業他社です。実験によると、管理職(上司)や一般人に比べ、同業他社からの評価は一番正確である事がわかっています。身内の管理職は、斬新なアイデアほど、失敗する可能性に目が言ってしまう傾向にあるため、正確に判断ができません。一般人もその分野のことを知らない限り正確ではありません。

同業他社にフィードバックを依頼することで、アイデアの独創性を磨きましょう

 

③成功を左右する「タイミング」

成功を左右する大事な要素の一つがタイミングです。実は、アイデアを社会に出すのは、人の後がいいです。私達はパイオニアや先発企業が成功しやすいというイメージを持っていますが、実は後発企業のほうが有利なんです。倒産率を比較すると先発企業47%、後発企業8%であり、市場のシェアも先発10%、後発27%と後発が大きく有利です。

これは市場の様子を伺い、製品の改良ができることや、市場の加熱を待てるからと言った理由があります。チャンスのときこそ、急ぎすぎないでタイミングを待ちましょう

 

 

④成功への近道「周りを巻き込む力」

独創的なアイデアがあっても周りに理解されなくては成功できません。自分のアイデアをうまく伝え、理解してもらうためのポイントを2つ紹介します。

  • 地位と権力

地位の伴わない人が権力を行使すると抵抗されてしまいます。自分が低い地位のときは、まずは地位向上を目指しましょう。地位を獲得するほど、組織のルールに逸脱しても非難されなくなっていき、最終的に提案ができます。これを特異性信用といいます

  • サリック効果

弱みを見せることで、相手に理解されやすくなる効果です。これは弱点を見せることで4つのメリットがあるからです

・相手の警戒が解ける

良いところだけ説明すると、相手に警戒されてしまいます。これは人間の本能であり、相手の影響から身を守るバリアのような機能が備わっているからです。あえて弱点を晒すことで、このバリアを剥がすことができます。

・ 悲観的なことを言う人は頭がよく見える

実験によると、楽観的な事を言う人より悲観的なことを言う人のほうが14%頭がよく見られます。

信頼性が増す

謙虚で正直な人として見られやすくなります。

欠点を探されにくくなる 

かんたんに思いつく欠点を自分から説明すると、聞く立場の人は欠点が思いつきにくくなる

独創的なアイデアほど、強みを説明したら抵抗されてしまいます。弱点を伝えて懐に潜るのも手ですね。

 

 

一言まとめ

独創性の要点を抑えて、成功をつかもう!

 

感想

ORIGINALになるための教科書みたいな本。独創性に関してここまで多角的に説明してる本はない気がする。実例や研究の多さにも驚いた。

 

本日の書籍情報

【書籍名】『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』
【著者名】アダム・グラント
【出版社】三笠書房
【出版日】2016/6/24
【頁 数】382ページ

 

 

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